電子書籍サービスは数多くありますが、その中でも「DMMブックス」と「BookLive!」は特に人気が高い2大プラットフォームです。
どちらも豊富なラインナップと割引施策を展開しており、電子書籍をお得に楽しみたい人にとって魅力的な選択肢となっています。
しかし、サービス内容やセールの特徴、使いやすさなどには明確な違いがあり、利用者の目的によって最適なサービスは異なります。
本記事では、「DMMブックス vs BookLive!」 をテーマに、セール・料金・機能・ラインナップなどを徹底比較し、それぞれがおすすめな人の特徴を解説します。
DMMブックスとBookLive!の基本情報

両サービスの全体像を押さえることで、自分に合った使い方が見えてきます。
まずは基本情報を整理しましょう。
DMMブックスとは
DMMブックスは、DMM.comが提供する電子書籍サービスです。
漫画・小説・ラノベ・実用書・雑誌など幅広いジャンルを取り扱い、特に漫画のセールが充実しています。
専用アプリの操作性が高く、購入した作品はスマートフォンやタブレット、PCなど複数デバイスで楽しめます。
動画配信サービス、DMM TVプレミアムに登録すると一部の漫画が無料で読めるのも特徴です。
BookLive!とは
BookLive!は、凸版印刷グループが運営する総合電子書籍ストアです。
作品数が多く、漫画・小説・ビジネス書・雑誌・写真集など幅広く取り揃えています。
セールやクーポンの配布も頻繁で、さらに「Vポイント」が貯まる・使える点も魅力。
ユーザーインターフェースも使いやすく、初心者からヘビーユーザーまで幅広い層に支持されています。
DMMブックスとBookLive!の違い
ここからは、両サービスの違いをより具体的に見ていきます。
比較項目 | DMMブックス | BookLive! |
---|---|---|
運営会社 | DMM.com(動画・ゲーム・ECなど多角展開) | 凸版印刷グループ |
初回特典 | 初回購入 70%OFF(上限500円) クーポン | 無料会員登録で好きな本1冊 70%OFF クーポン |
セール・キャンペーン | 年3回程度「スーパーセール」、ポイントバック | 日替わり・週替わりセール、ジャンル別割引 |
クーポン | 初回クーポン中心、日常的な配布は少なめ | 毎日クーポンガチャあり |
ポイント | 通常1%ポイント還元、セール時50〜90%ポイントバック | 通常1%Vポイント還元、月間購入額でポイントアップ |
支払い方法 | クレジットカード、DMMポイント、PayPalなど(カードによって制限あり) | クレジットカード、キャリア決済、LINE Payなど |
作品数・ジャンル | 70万冊以上、漫画・成人向けジャンルに強み | 100万冊以上、小説・実用書・ビジネス書中心 |
使いやすさ・機能 | ブラウザ・アプリ対応、PINロック機能付き | ブラウザ・アプリ対応、オーソドックスで安定したUI |
同時利用台数 | 実質制限なしに近く、家族利用にも安心 | 5台まで |
運営会社
DMMブックスは「合同会社DMM.com」が運営し、エンタメ事業を広く展開している企業です。
一方、BookLive!は「株式会社BookLive」が運営しており、印刷・出版大手の凸版印刷グループに属しています。
DMMは総合的なエンタメ、BookLive!は出版に強みを持つという違いがあります。
料金
電子書籍は基本的に都度購入型ですが、両社は初回特典やセール施策で価格面に差を出しています。
初回特典について
DMMブックスでは「初回購入で70%OFF(上限あり)」という大型割引が用意されています。
BookLive!も「70%OFFクーポン」を初回特典として配布。
こちらは利用上限はありません。
両社とも初めての利用者が試しやすい仕組みを整えています。
セールやキャンペーン情報について
DMMブックスは漫画のまとめ買いセールや大規模キャンペーンが特徴で、タイミングによっては非常にお得に購入できます。
BookLive!も日替わり・週替わりセールを頻繁に行い、幅広いジャンルで割引を展開しています。
セールの規模感ならDMM、頻度や安定感ならBookLive!といえるでしょう。
クーポンについて
BookLive!は毎日「クーポンガチャ」を回して割引クーポンが獲得できる仕組みがあり、日常的にお得を感じられます。
DMMブックスは初回の70%OFFクーポンのみです。
ポイントについて
DMMブックスでは「DMMポイント」が利用可能で、他サービスとも共通して使える点が便利です。
ポイント還元率は1%ですが、DMMのクレジットカードを使うと4%になります。
BookLive!は「Vポイント」が貯まるため、リアル店舗での利用や他サービスとの連携がしやすいのが強みです。
ポイント還元率は1%です。
支払い方法
DMMブックスはクレジットカード・DMMポイント・PayPalに対応しています。
BookLive!はクレジットカード・携帯キャリア決済・BitCashなど幅広く、支払い手段の多さで優れています。
作品数や配信している作品のジャンル
DMMブックスは漫画に強く、ラノベや大人向け作品も豊富です。
BookLive!は総合的に作品数が多く、特に小説や実用書の取り扱いも充実しています。
使いやすさや機能
DMMブックスのアプリはシンプルで読みやすく、ブックマークやしおり機能も完備。
BookLive!も直感的に使いやすいUIで、検索性や本棚機能に優れています。
ユーザー体験の完成度はBookLive!の方がやや高い評価を得ています。
同時に利用できる台数
DMMブックスは無制限で、BookLive!は最大5台まで利用可能です。
家族や複数端末で使いたい人はBookLive!が便利です。
DMMブックスがおすすめな人
・漫画を中心に楽しみたい人
・初回70%OFFを活用して安く買いしたい人
・DMMの他サービスを利用している人
・セールでお得に作品を集めたい人
DMMブックスはコスパ重視で漫画中心に楽しむ人に向いています。

BookLive!がおすすめな人
・幅広いジャンルを読みたい人
・毎日クーポンで少しずつお得に買いたい人
・Vポイントを貯めたり使ったりしたい人
BookLive!は総合的な使いやすさとラインナップで、オールジャンル派におすすめです。
結局どっちを選ぶべき?

DMMブックスは「漫画を中心に安く楽しみたい人」、BookLive!は「幅広いジャンルを快適に読みたい人」に向いています。
セールの爆発力を重視するならDMMブックス、安定感と日常的なお得さを求めるならBookLive!という選び方がおすすめです。
どちらも無料作品や試し読み機能があるため、まずは両方を試してみて、自分の読書スタイルに合う方を選ぶのが失敗しないコツです。
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